えー、「気持ち悪い」であろう男性ですが。
面白く読ませていただきました。
何が、というとかなりあれなので、ぼやかしますが、
全般的に面白かったです。笑うか、苦笑いか、どちらかでした。
「なかったことにされない」ための話し合う「場」が欲しい。
本の要旨全般、「なかったことにされない」ための話し合う「場」が欲しい
、のだと解釈しました。
うむ、昔からそれは要望されているが、それは無理だろう、と思います。
しかも「フェミニズム」からは特に。
昔の「フェミニズム」とは、女性、という属性を持つだけで虐げられていた、という事実から発していました。
が、今は別に女性だからって虐げられているとは限りません。
昔からすれば、別世界なほど「男女平等」になりました。
問題はそれからです。別世界になったとはいえ、人間である以上、差別がなくなってるわけではありません。
結局のところ「フェミニズム」が女性の権力の道具となり果てている「事実」を無視しているのではないか
、と思います。その「事実」を直視すれば、「無理」なことは明らかです。
自分で運動していてわかる通り、「場」==「運動」している人たちは 「自分がしたいから」==「自分が権力を持ちたいから」しているに過ぎないです。
そのため、どうしても現在権力の地位にいる「男性への憎悪」を抱えざる得ないことになります。
それは本来なら「男性全部」ではないのに、男性全部へとすり替わってることでも明らかです。
さらに、フェミニズムに加担している男性なんて、まさにご存じの通りですね。
「場」を持てそうなのは「権力者」
むしろ「場」を持てそうなのは、「権力者」の地位にいるようにみえます。
権力者は、ある程度いろいろ見ざる得ないし、情報が入ってくる。なんだかんだ言って、みんな注目してる。
なので普通の女性は、歯を食いしばって(?)結婚して仕事して、
権力にすり寄り、「よりましな」社会をつくるべく活動しているわけですね。
そういう人からすれば、「何もしない」栗田さんは「なかったことにされる」
のは明らかに見えます。むしろ、邪魔なレベルでしょう。
「仕事しながら「心理学」」が今のところの解です。
昔々は宗教が疑似的場を形成していたかもしれないですが、今はそういう時代じゃない。
私的には「場」は作れないですが、「仕事しながら「心理学」」
が今のところの解です。
仕事しながら、というのは、ほぼ守銭奴ですが。仕事としては「女性差別」しているかもしれません。とはいえ、今の会社はほとんど女性はいないですが。
やはり、仕事しないと「社会」の「場」を作るのは非常に難しいと言わざる得ません。
日本は地震国 == 「仕事」を重要視せざる得ない
ちょっと話がそれますが、日本の権力者が「仕事」(or 結婚その他)を強制するのは日本が地震国で資源がない国だから、だと思ってます。
他の国のように、資源が豊富なわけではない。すぐ小さいたくわえもなくなる。地震で。そして貧乏人は国を変えたりできない。
なので「とっても能力がある人」については、わがままが許容されるが、大した能力がない人は「なかったこと」にされる。
「仕事」や結婚その他、「社会」への貢献を重要視せざる得ない。しかも「大人」として自分がコミットすることを要請されてる、まさにそれが大人なので。
そうでない人、「社会」への貢献を無視する人は、しかも「権力者」の要請を無視する人は「なかった」ことにされる。
地震国である、ということは、「社会」==「権力者」と一丸となって、貢献することを強制される社会だと思ってます。
それを無視したところで、「なかった」ことにされるのは無理もないことです。
「気持ち悪い」男性
申し訳ないですが、笑ってしまいました。もはや苦笑いしかない。
まぁ気持ち悪いだろうなと思います。何を考えてるかよく分からない。もちろん私も分らないが(苦笑)。おそらく、本人もよく分かってないのだろう。
まさしく広い意味でのセクシャリティですな。ヘテロかどうかは別として。
基本、男は「気持ち悪い」ものだと思います。それをジェンダーのせいしようが、セックスのせいにしようが、変わるわけじゃない。
正直言ってしまえば、こだわるところなのかな、と思います。全員そうなのだから、「ああそうなのだな」と思って行動だけ変わってもらえばいいだけなのに、とは思いますね。
心理学は「アドラー心理学」
上記の「心理学」は、私はアドラー心理学だと思います。
なぜ、と書くと延々と終わらなそうなのですが、「共同体感覚」
は、それら話し合う「場」に必要なものだと思うからです。
とはいえ、道は遠いぃ。という意味で今はあまり期待していません。せいぜい「異なる意見をつぶさない」ようにするのがせいぜいです。
おわりに
久しぶりに、物理本を読んだ気がします。。