以下の記事についての感想です。
妻を虐待しまくるモラ夫は精神疾患ではなく、むしろ”正常”という闇<モラ夫バスターな日々14>
「間違い」というと言い過ぎかもしれませんが、この連載への違和感といった方がいいかもしれません。
「縦の関係」
この「モラ文化」と呼んでいる関係は明らかに「縦の関係」です。いわゆる支配従属関係、と言えるでしょう。
その逆も「逆」になっておらず「縦の関係」
その対処として、とりあえず離婚しようというのは、たしかに弁護士からすればそうでしょうけど。根本が間違ってる気がするんですよね。
一番重要なのはアドラー心理学的な「横の関係」
です。
日本もそうですが、世界中「縦の関係」ばかりなのが、人間関係の問題が多い理由の一つだと、アドラー心理学は唱えています。
この問題もそれで、この奥さん側も「縦の関係」を望んでいるからこうなったと思うんです。
え?縦?と思うかもしれませんが
縦の関係は、「自分が上になりたい」というのだけではなく、「自分が下になりたい」というのも「縦」の関係です。
この奥さん側は「夫」には何一つ貢献感を与えず、いわば「自分を下」に置くことで、「夫」にすべての責任を押し付けているように見えます。
貢献感
家の中での貢献感がない、ということは、「家」への関心が薄れるということでもあります。
そんなはずはないというかもしれませんが
そして奥さん側は、「そんなはずはない」というのではないでしょうか。
ほんとに手伝って欲しいなら、例えば、「夫」と横の関係にいるなら、手伝って欲しい時は「手伝って欲しい」ということも可能なはずです。
あとは言い方が間違ってる可能性があるのでは。手伝って欲しいなら「夫」に甘えて、「~してほしいの」など甘えればいいはずです。
「夫」と対等であれば、甘えても全然問題ありません。
これらの奥さんは私が見た限りでは、「先に諦めている」ように見えます。
まぁそれも無理はありません。自分を変えるには「勇気」が必要でしょうから。まさしくそれが「嫌われる勇気」だと思います。
おわりに
なかなか人のことは言えません。なかなか勇気は出ないものです。。
それでも生きていくしかありません。