スクリプトのお勉強 技術

Python3でMongoDBを使ってみる(MongoEngine)

投稿日:

仕事している過程で、ふと疑問に思うことがありました。非同期についてです。

非同期問題を解決する方法はたくさんあると思いますが、MongoDBで解決できるのかが気になったので
試してみました。

非同期問題とは

ここでの非同期問題とは、例として、2プロセスがディレクトリにあるデータを操作することを考えます。

  • Aプロセスでデータを新規書込/削除
  • Bプロセスでデータを読込/追記

の場合、以下の問題が考えられます。

  • Aプロセスが削除したデータをBプロセスが読込、あるいは追記する
  • Bプロセスが追記したデータをAプロセスが上書きする

ことが生じます。

いずれも操作対象オブジェクト一覧をロックしようがないためです。

さて、MongoDBで同様のことを処理するとどうなるか?を試してみました。

テスト環境

使用した環境は以下です。

  • WSL2 (Windows 10)
  • ubuntu 22.04(LTS)
  • Python 3.10.2
  • MongoDB 7.0.5

MongoDBのインストール

https://www.mongodb.com/docs/manual/tutorial/install-mongodb-on-ubuntu/#install-mongodb-community-edition

systemdではなく手動で起動しました。

$ sudo apt-get install -y mongodb-org
$ sudo mongod

テストコード

ここのような実装をしてみました。

MongoDBのアクセスはMongoEngineを使用しています。

各プロセスは以下を行います。

プロセスA

  • User(MongoDBではCollection)を生成
  • 乱数によりデータ新規or追記、あるいは削除

プロセスB

  • 全Userデータを取得し、乱数により追記

条件付きでエラーを防げる

各プロセスで以下のように一覧取得後(User.objects)にデータが削除された場合、e_idがNoneになるようです。

for u in User.objects:
...
    if not u.e_id:   <--- 一覧として取得してるはずなのにデータがない
        continue

結論: MongoDBを使用すると条件付きで非同期処理が可能

ということで、実装次第で「非同期処理」が可能なようです。

参考

https://mongoengine-odm.readthedocs.io/apireference.html
https://docs.mongoengine.org/projects/flask-mongoengine/en/latest/session_interface.html
https://qiita.com/key/items/b3894c64161a02d10649

-スクリプトのお勉強, 技術

執筆者:

関連記事

Nginx AccessLog AI 分析レポート (2026-08-12)

概要 Nginxアクセスログの直近数百行を分析しました。この期間のログからは、多数の検索クローラーや一般ユーザーによる正常なアクセスに加え、WordPressサイトを標的とした自動化された脆弱性スキャ …

Vue.js 導入編

1.はじめに 近年、web関係で「クライアントサイドJavaScript」というのがトレンドになっているそうです。 「クライアントサイドJavaScript」と、従来のWebアプリケーションとの違いは …

VMware player(workstation) から WSL2に乗り換える

いままで、VMware player(今のVMWare Workstation Player)上で、作って確認していたけど、いちいち起動するのがだるいです。 ついでにやたらとリソースを使用するので、こ …

PyWebIOでform 入力+ REST API呼び出しを作ってみる

仕事柄、簡単なWebアプリを作りたいと思うことはよくあり、その場合はその場で直せるスクリプトで書きたいとよく思うものです。 すごーく簡単なフォームを非常に簡単に使いたいので、まずは簡単に作れるフレーム …

Pythonのmock.patchを使ってみる

単体テストによく使われるMockライブラリ Pythonで単体テストを行う際、実際のライブラリを使用してしまうと、実際の環境を用意しなければいけません。 例えば、データベースのテストをする際に、データ …

    google オプトアウト Click here to opt-out.