いままで、VMware player(今のVMWare Workstation Player)上で、作って確認していたけど、いちいち起動するのがだるいです。
ついでにやたらとリソースを使用するので、この期にWSL2 に乗り換えてしまおうと思いました。
WSL2 + CentOS8Stream に移行
OSはなんでもいいので、仕事であまり使用しない組み合わせにしようと思いました。
なので、まぁ仕事で使用しない、CentOS8Streamにしようと思いました。AlmaLinuxとかでもいいんですが、、まだ実用じゃないかなと思いました。
目標 Dockerまで
データ移行したら、まずはDockerを起動するところまでやってみようと思います。
WSL2
色々設定したのですが、参考のところを見ればほぼ一発で設定できるので、そこは割愛し、自分的なカスタマイズをするところから記述しようと思います。
データ移行
っても今までのところから取ってくるだけです。
VMware Player(-> WinSCP) Windows -> CentOS8Stream
VMware PlayerからWindowsはWinSCPでコピーし、WindowsからはCentOS8Streamは
/mnt/d/usersあたりからコピーしました。
Windows Terminal
バージョン: 1.8.1521.0を入れてみました。このバージョンは、フォントとかもGUIから設定できます。
設定

上記の通り、各プロファイルに指定すればフォント設定は可能です。
各ユーザとrootによる起動
ユーザ名で起動する方法と、rootで起動するプロファイルを作成しました。
ユーザ名で起動する場合、ホームディレクトリを/home/taninoに指定しました。なんとなく、rootでいるのは気持ち悪いので。。

でも直接rootであるのも必要です。以下のように作成しました。

白源
白源 (HackGen) フォントを導入してみました。
以下のように、デフォルトを白源にしています。
"profiles": { "defaults": { // Put settings here that you want to apply to all profiles. "fontFace": "HackGen", "fontSize": 14 },
確かにきれいです。
systemd
systemdを擬似的にでも使えるようにするため、以下を設定しました。
$ sudo dnf install python3 $ curl -O https://raw.githubusercontent.com/gdraheim/docker-systemctl-replacement/master/files/docker/systemctl3.py $ sudo mv /usr/bin/systemctl /usr/bin/systemctl.old $ sudo cp -a systemctl3.py /usr/bin/systemctl $ sudo chmod +x /usr/bin/systemctl
Podman
Dockerを使用しようと思いましたが、RHELでサポートされてないので、同様ツールのPodmanを使うことにしました。
あまり変わらなそうなので。
Podmanでエラー
Podmanを起動すると、以下のようなエラーが出ました。
$ podman info cannot setup namespace using newuidmap: exit status 1
なぜか、以下のようにすると、動作しました。
$ sudo dnf reinstall shadow-utils ... Reinstalled: shadow-utils-2:4.6-4.fc29.x86_64
イマイチ意味が分かってません。
あとは以下のようにdocker互換用コマンドをインストールすれば、コマンドとしてはdockerを使用できます。
$ sudo dnf install podman-docker
おわりに
これから、この環境でいろいろ動かしてみようと思います。
参考
https://blog.yamk.net/posts/20201228-wsl2-centosstream8/
https://www.tsone.co.jp/tech-blog/archives/1100